潮音院の梵鐘(ボンショウ)が、平成26年(2014年)に300歳を迎えました。

 

現在も、毎夕5時になると厳かな音色が山里いっぱいに響き渡っています。

 

大晦日の夜は、百八の除夜の鐘をつくために、たくさんの方々がお参りします。

 

300年もの昔から鳴り響き続けているこの梵鐘。明治という大きな時代変化の波をも乗り越え、

 

度重なる大戦における供出も免れてきた梵鐘です。たいへん不思議なご縁を感じます。

 

 そこでこの貴重なご縁にと、スケッチ大会を開催しました。

 

梵鐘や潮音院境内をテーマに、自由な絵を描いてもらう大会です。

 

江迎町白岳高原を拠点に活動されている水彩画家の石橋達也先生が現地指導と、審査員長をし

 

て下さいました。

 

とても穏やかな雰囲気の中に、たいへんステキな作品ができあがりました。どれもが甲乙付け

 

がたい内容の作品です。